聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

【漢字】聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
【読み】きくのはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ
【意味】分からない事を聞くのは一時の恥だが、聞かないでいると一生知らないでいる方が恥ずかしいという教え。
【例文1】聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥で早めにわかってよかったよ。
【例文2】今のうちに聞いておくのは聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥だ。
【例文3】どうしようかな~聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と言うからな~。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥をテーマにした記事

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥を理解できるとラク

わからないことは恥ずかしいことではない、わからないままにしておくのが恥ずかしいことである。これは、教師や先輩から何度となく耳にしてきた言葉です。様々な経験を積んできた今では、この言葉の意味をよく理解できます。でも、「聞く」ということに対して勇気が必要だった時期もありました。わからないことを自分で考えることも必要という考えを持っていたのもあります。何でもかんでもすぐに聞くのではなく、まずは自分の中に入れてみようとしていたのです。
社会人一年目は、わからないことがわからないという状況になることがよくあります。そうなると、「聞く」ということがとても難しくなります。何を聞いたらいいのかわからないのですから。その困った気持ちを理解してくれる人がいると、だいぶ救われるのではないでしょうか。聞かぬは一生の恥と頭ではわかっていても、できないことがあるのです。しかし、それを乗り越えると「聞く」ということがいかに大切か理解できるようになってきます。私は、何年経ったからもう自分でなんでもやれるという考えではなく、何年経っても何歳になっても、「聞く」ということを当たり前のようにできる人になりたいと思っています。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥とは

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥とはわからないことがあったら積極的に質問すべきという意味で解説すると、わからないことを人に聞くのは恥ずかしいという気持ちになってしまうが、恥ずかしさはその時だけで知らないままにしておくと一生そのままにして過ごすことになるのでその方が恥ずかしいということです。知らないことを恥ずかしがって知ったかぶりなどせずに素直に聞いて学ぶべきという教えから出来たことわざです。
私も社会人なって半年ほどした時に仕事内容でわからないことがありました。しかしあまりまだ職場に馴染めていないということもあり、そのわからないことを聞くのが恥ずかしく躊躇ってしまいそのままにしてしまいました。1年経って後輩が入ってきた時に同じことを聞かれた時に先輩として答えてあげることが出来ず恥ずかしいのと申し訳ない思いをしました。こんなことになるのであればわからないと思った時に恥ずかしさを捨て、聞いておくべきだったと後悔しました。
それからはわからないことがあればその時に質問するようにしています。
わからないと思った時点で積極的に聞くことが将来の自分の為にもなりますので、なんでもわからないままにしておかないようにしましょう。