闇夜に鉄砲

【漢字】闇夜に鉄砲
【読み】やみよにてっぽう
【意味】暗闇で鉄砲を打っても当たらない。目標が定まらず、当てずっぽにやってみる。
【例文1】事業計画を立てないで起業だなんて闇夜に鉄砲だ。
【例文2】アポなしで来訪は闇夜に鉄砲だ。
【例文3】飛び込みで営業は闇夜に鉄砲だ。

闇夜に鉄砲をテーマにした記事

闇夜に鉄砲な働き方改革

近年になり過酷な労働環境が問題視されるようになり、国を挙げた政策として労働環境改善に向けた取り組みが行われています。
「働き方改革」とも称され、労働者に休みや余暇を取る機会を与えることで消費を活性化させる狙いもあるようです。
午後の早い時間に仕事を終わらせて自由な時間を楽しむ「プレミアムフライデー」や地域の学校ごとに休みを分散させる「キッズウイーク」などさまざまな取り組みが行われていますが、効果は未知数で反発の声も多く、闇夜に鉄砲のような当てずっぽうな政策という感じもいなめません。
少子化の影響もあり人口が減少していくと予想されている日本では働き手が不足していく傾向にあり、それにともない労働時間なども増えてしまうのではと懸念されている中で、足並みを合わせて休みを奨励することは、大企業のような体力のある会社では可能であっても零細企業のような余裕のない会社ではとても実行することが出来ないケースもあります。
「働き方改革」が実際の効果に関係なく、政府のパフォーマンスで終わってしまうのでは意味がありません。
新しいものを創設するだけでなく、違法な残業時間などをはじめとした労働基準法に違反している企業の罰則を重くし、取締りを強化するなど従来のやり方を変えていくことも大切なように思えます。