所変われば品変わる

【漢字】所変われば品変わる
【読み】ところかわればしなかわる
【意味】場所が変われば風習も言語も変わる。
【例文1】所変われば品変わるので旅は楽しい。
【例文2】地方に行けば所変われば品変わるで方言がおもしろい。
【例文3】所変われば品変わるで味も違う。

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所変われば品変わるを実感できる物

「所変われば品変わる」は、地域によって文化・風習・習慣が違うもの、という意味の言葉です。
一番分りやすい特色が出るのは、何といっても食べ物でしょう。
カップうどんやカッブ蕎麦は日本の東と西で出汁が異なる、という話は結構有名です。
現在ではそのことをネタにして、東側で関西風出汁バージョンの商品が販売されることすらあります。
雪深い東北地方では、冬季の長期間保存するためからか塩分濃度の高い漬物などが多いように見受けられます。
商品によって味の濃さは違いがありますが、青森のねぶた漬けはご飯のお供にはよいのですが大量には食べられないくらいにはしょっぱいです。
秋田では地域によっては納豆に砂糖をいれるという場所もあるようです。
納豆のねばりが少ないときなどに砂糖を少量入れるという裏技がありますが、これとは別で甘くしたいから入れるというのが理由のようです。
現在では、血圧や血糖値を抑えるために健康に気を使って加減する傾向にあるようですが、どこまで実行されているか比較対象のデータが欲しい所です。
あまり関係ありませんが、人によってはコンビニの弁当は味が濃すぎたり脂っこさがくど過ぎて食べられないというケースも発生しています。
地域どころか家庭によっても食生活に大きな違いがあるのは、情報の受け取り方の違いによるものでしょうか。

所変われば品変わる

それぞれの土地によって風俗や習慣が違うという意味で用いる所変われば品変わるですが、本当にそうですね。言葉ひとつ掘り下げても方言が地方で様々です。もっと広く言えば世界の言語もその大陸によって同じ人同士なのに生まれた場所が違う事で使う言葉もあんなに幅広いとは凄いなあと興味深いです。食べ物もその場所場所で気候や環境に合わせて作物が育ちそれがその土地の特徴になって工夫して生きている過程を感じさせます。実感した経験といえば沖縄へ行った時に強く感じました。お料理がどれも初めて食べるものばかりでソーキそばやドラゴンフルーツ、サーターアンダギーやちんすこうが美味しくて土地の味を堪能しました。またシーサーは口が開いてるのが牡、閉じてるのが牝と知れてなるほどでした。また海の綺麗さは普段見てきた海の碧さとは違って同じ日本でもこんなに違うのかと思ってしまいます。住んでる魚もミーバイとか見た目から鮮やかで神秘というか地球って凄いなと感じました。他にも京都では湯豆腐、奈良は泊まった宿の周りに普通にシカがいる動物好きとしてはたまらない景観、まだまだ知らない土地があって生きてる間に全ては見たり味わったり出来ないのだろうと思うと地球って大きいなと感慨深くなります。