「ぼろが出る」とは、隠していた欠点や短所が露呈すること。
読み方: ぼろがでる
意味:
- 隠していた欠点や短所が露呈する。
- 計画や準備の甘さが露呈する。
- 嘘やごまかしがバレる。
語源:
- 元々は、着物の端から隠していた破れの部分が出るという意味で使われていました。
- 転じて、隠していたものが表れるという意味で使われるようになりました。
類義語:
- 綻びが出る
- 馬脚を現す
- 尻尾を出す
- 狐狸の化けの皮が剥がれる
対義語:
- 完璧
- 無欠
- 非の打ち所がない
例文:
- 彼の発言から、彼の本性がぼろが出てしまった。
- 計画が杜撰だったため、すぐにぼろが出てしまった。
- 彼の嘘はすぐにぼろが出てしまった。
使い方:
- 「ぼろが出る」は、人の欠点や短所、計画や準備の甘さ、嘘やごまかしなどが露呈することを表す言葉です。
- ネガティブな意味合いで使われることが多いです。
- 文章だけでなく、会話でもよく使われる言葉です。
有名な例:
- 小説「三国志演義」では、曹操が劉備を騙して徐州を奪おうとする計画が、孔明によって見破られ、ぼろが出てしまいます。
その他:
- 「ぼろが出る」は、日本語の慣用句です。
- 英語では、「come undone」や「be exposed」などの表現が近い意味になります。