虎穴に入らずんば虎子を得ず

【漢字】虎穴に入らずんば虎子を得ず
【読み】こけつにいらずんばこじをえず
【意味】虎の穴に行かなければ虎の子を獲ることができない。大きな成果を得るには危険やリスクを負う事になるという戒め。
【例文1】虎穴に入らずんば虎子を得ずで、会社設立には多額の借り入れが必要だ。
【例文2】ギャンブラーは虎穴に入らずんば虎子を得ず。
【例文3】虎穴に入らずんば虎子を得ずで投資にはリスクがつきもの。

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ときには虎穴に入らずんば虎子を得ずとする勇気も

人生に失敗はつきものですが、できることなら失敗はなるべく避けたいものです。そうは言っても、失敗は成功の母とも言うように、何かに成功するには失敗がつきものです。もしかすると失敗したまま、自分が求めていた成功が得られないこともあるかもしれません。あるいはあまり失敗しないようにすれば、少しずつではありますが、小さな成功を得られるかもしれませんね。

ですが大きな成功を得るためには、虎穴に入らずんば虎子を得ずと言ったように、ときには大きなリスクを背負っていかなければならないこともあります。たとえばですが「経営者として歴史に名だたる人間になるため、会社を起業しよう」と考えたとします。会社を起業するまではできたとしても、その会社の運営が上手くいくかどうかは分かりません。もし業績が悪ければ、会社を畳まなければならない可能性だってあるでしょう。ただしその反面、順調に業績が伸びていって会社も大きくなれば、ひょっとすると歴史に名を残すような経営者として、いずれは教科書に載ることもあるかもしれません。もしも大きな成功を収めたいのであれば、虎穴に入らずんば虎子を得ずとする勇気も必要になるのでしょう。むしろそのくらいの覚悟がなければ、大きな成功というものは手に入らないとも思えます。