柔よく剛を制す

【漢字】柔よく剛を制す
【読み】じゅうよくごうをせいす
【意味】柔軟性のある弱い者が強者を負かす事もある。
【例文1】柔よく剛を制すと言うだろ。相手の体が大きいからって見た目に怯えるな。
【例文2】意外に子どものアイディアが柔よく剛を制す。
【例文3】女子が練習相手の男子を柔よく剛を制す。

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肩の力を抜けば柔よく剛を制す形となり結果を出せます

格闘技の試合なんかを見ていると「柔よく剛を制す」場面を見ることがあります。元は中国の老子の言葉で、柔らかく対応して力を抜けば相手を押さえつけることができることを意味しています。柔道に例えられることがありますが、合気道などでも「柔よく剛を制す」ことをしているように思えます。体の大きい人なのに手を触れただけで簡単に倒しているのを見ると、柔よく剛を制すの心得を持っているのだなと思います。相撲でも力と力がぶつかりあっていますが、横綱クラスになると柔よく剛を制す形で相手を倒していきます。「柔よく剛を制す」技を出すのは相手の呼吸を読むのが大切と教わったことがあります。呼吸を吐き出すタイミングは最も力を発揮するときですが、相手の呼吸を見ながら戦うことで、今まで倒せなかった人でも簡単に倒せてしまいます。勝負の世界はプレッシャーとの戦いともいわれていて、緊張すると不用に力が入ってしまいます。ゴルフでもボーリングでもそうですが、1対1の戦いになると力が入りすぎて実力を発揮できなくなってしまいます。柔よく剛を制すのは自分自身にもいい聞かせることが大事で、プレッシャーを跳ね除けるぐらいの気持ちで望まないと、いい結果が出せないことがあります。柔よく剛を制すを意識して肩の力を抜いて事に当たれば、問題は解決するのではないかと思います。