長蛇の列

【漢字】長蛇の列
【読み】ちょうだのれつ
【意味】とても長い行列をいう。
【例文1】ケーキ屋さんのオープンに長蛇の列ができる。
【例文2】長蛇の列に並ぶ。
【例文3】連休中はどこも長蛇の列。

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長蛇の列

長期休暇に入ると普段以上に目にするのが、「長蛇の列」だ。昼食をとるのにも、わずかな時間のアトラクションをこなすのにも一苦労です。熱中症など考えれば、それこそ命懸けの行為かもしれません。
人々はそのような行列でなにを思って並んでいるのでしょう。古人はどれほどのものをみて、「長蛇の列」と表現したのであろうかと猛暑の中、並ぶ行列をみて思いを馳せます。
「蛇」それだけであっても、とても長いものの喩えであることがわかります。
現在いたるところで見られる「長蛇の列」は富の集中の象徴であるかもしれない。消費者をゆっくりと締め上げている賢い蛇です。並んでいる彼らは経験を消費し、インスタグラムなどで仲間内の賞賛を得ていると満足しているのかもしれないが、最終的に得をするのは行列を作らせ、じんわりと搾取している蛇です。勝手に宣伝をばらまいてくれる行列を生かさず殺さずに締め上げ行列ができるということは、一箇所に消費の集中が生じるということでもあります。つまり、それだけ我々の思考や行動が制限されているのです。
必要なのは「長蛇の列」の外にも世界が広がっていると知ることなのかもしれません。

宝くじ西銀座チャンスセンターは長蛇の列

ジャンボ宝くじの発売日には、新聞、テレビ等のマスコミが大挙し、多数の人々が各窓口に行列を作るシーンが大きく報道される西銀座チャンスセンター。この売り場は日本一有名な宝くじ売り場ではないでしょうか。
そんな人気の売り場ではありますが、なかでも一番窓口がだんとつの人気。なんでも25年ほど前に、ジャンボ宝くじ発売初日に一番窓口で購入した人が一等に当選したことがテレビ番組で放送されたのをきっかけに徐々に購入者の行列が長くなっていったとのことです。
そしてこの西銀座チャンスセンター、当選実績も強烈なもの。なんと平成に入ってからの一億円以上の当選者が479人、その当選金が752億円(平成元年ドリームジャンボ~平成28年年末ジャンボ)にもなるのです。
発売枚数が多ければそれだけその売り場での当選本数は増えるという突っ込みや、「宝くじは貧乏人の税金だ」などと揶揄する声があるのももっともではありますが、先の実績を聞く人々が高額当選の夢を追い、西銀座チャンスセンターに多数集まることを云々するのはやぼであると言わざるを得ません。そして、そのようにあれこれ言う外野の声にかかわらず、西銀座チャンスセンターに集まる人の中でも更に験をかつぐ人々は、たとえ数時間余分に行列に並ぶことになったとしても、一番窓口に長蛇の列をなすのです。

近所にあるラーメン屋が有名になり長蛇の列に

数年前近所にラーメン屋が開店して、豚骨スープ主体の太麺ラーメンは私の好みで、定期的に利用していました。
多い時だと、週に3回は通い同じメニューを食べていました。美味しいわりにいつも店内は空いていて、そんなのんびりした雰囲気も好きな部分でした。
ある日、グルメ系の情報誌にそのお店が掲載され、それ以降来店するお客の数が日増しに増えていきました。私が行くと店内が満席になっている事が多くなり、行く頻度が減り始めました。それ以降、ラーメン屋の人気はどんどん高くなり、ついに長蛇の列になる程で毎日繁盛店になりました。
好きなラーメン屋だったので、評判が良くなるのは嬉しいですが、あの空いている店内でのんびり食べるラーメンも美味しかったなと思い、少し寂しい気持ちもあります。
ただ、近所に住んでいるので、ラーメン屋の混雑具合をリサーチ出来て、比較的空いている時間を分かるようになり、隙間を見つけては食べに行っています。
人気が高くなると、飲食店などで長蛇の列になる事がありますが、暑い中並ぶ人達は凄いと思います。私は並んだり待つ事が苦手なので、仕事中お昼を食べる時には、飲食店に行かないでコンビニで簡単な物を購入して食べています。
しかし、、長蛇の列が出来るようなお店には、大変興味があるので、行列が出来ているお店に並んでみようと思います。