「帳尻を合わせる」とは、収入と支出を一致させるから転じた、 物事の辻褄を合わせるという意味の慣用句です。
意味
- 収入と支出を一致させる。
- 物事の辻褄を合わせる。
- 帳簿の尻尾が合うようにする。
由来
- 帳簿の「尻」つまり最後の部分を合わせるという意味から。
- 転じて、物事の辻褄を合わせるという意味になった。
使い方
- 家計簿の帳尻を合わせる。
- 会社の決算で帳尻を合わせる。
- 話の辻褄を合わせるために、彼は嘘をついた。
例文:
- 家計簿をつけ始めてから、ようやく収支の帳尻が合うようになった。
- 会社は、粉飾決算で帳尻を合わせていた。
- 彼は、自分の失敗を隠すために、帳尻合わせの言い訳をした。
類義語:
- 辻褄を合わせる
- 釣り合いを取る
- 一致させる
- 調和させる
- 帳簿をつける
対義語:
- 不一致
- 不均衡
- 矛盾
- 不同意
- 不整合
補足:
- 帳尻を合わせるは、日常会話でもよく使われる表現です。
- お金に関することだけでなく、物事の辻褄を合わせるという意味でも使えます。