気が回る

【漢字】気が回る
【読み】きがまわる
【意味】細かいところまでよく気がつく。否定分に多く使われる。
【例文1】慌てていたから、そこまで気が回らない。
【例文2】自己中心的で他人までは気が回らない。
【例文3】忙しくて気が回らない。

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「気が回る」ように育てられるか

会社にいると気が回らない人っていますよね。
私は、自分で言うのも何ですが気が回る方だと思います。
学生時代、体育会系に所属していたこと、そして学校卒業後は営業職をやっていることが原因かな、と思います。
そのため、会社の若い人には、周りに気を配ることをすごく求めている傾向があると自分で感じます。
「自分の気の回し方がベストという訳ではない」と自分に言い聞かせつつも、会社の部下が色々と気を回してくれないとちょっとイラついてしまうことがあります。
一人、今年中途入社した社員がいます。
学歴、経歴は抜群です。
仕事も細かく確認ができます。
ただ、気が回らないんですよね。
この前も顧客がうちの会社に来て、打ち合わせをやったのですが、その日はとても暑い日でした。
たまたまアシスタント的な社員がいなかったので、お茶が出てきませんでした。
「あっ」と思い、挨拶が終わると自分が慌てて給湯室に行き、お茶を用意しました。
「気づかずに申し訳ありません」と私がお茶を参加者に差し出すと、顧客の方が「お気遣い申し訳ありません」と言っているのに、その新入社員は「ありがとうございます。」も言わず、お茶に口を付けました。
会議後、他の社員が「あのような場面はお前がお茶くみにいくんだ」と注意をしたところ、「え、そうなんですね」と初めて気づいたようでした。
今から気が回る人間になるのか、育成が大変です。