気宇壮大

【漢字】気宇壮大
【読み】きうそうだい
【意味】人並みに外れた発想や大きな心構えをいう。
【例文1】夫は酔っ払うと毎回気宇壮大に支払いを全部持つ。
【例文2】気前の良い彼は気宇壮大で女性にモテる。
【例文3】お嬢様育ちの彼女は気宇壮大だ。

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気宇壮大は(きうそうだい)と読む

気宇壮大という言葉は、スケールが大きいという意味があります。
気宇壮大と聞くだけでも、意味がなんだか分かる言葉ですよね。気宇は心の持ち方、度量のことを意味します。人物に例えると、器がでかい人間ということになります。。
社会に出てあまりお目にかかれませんが、身近にこういう人物がいれば面白いと思うのです。
まだ地球が平らだと信じられていた頃に、地球が回っていると言った人。80日間世界一周ならぬ船や飛行機で地球一周を果たしたお歴々、ニュートリノを発見した小柴教授、鉄腕アトム手塚治虫、日本で初の女性宇宙飛行士になった向井千秋さん。現在でも新聞やニュースで話題になる時の人って、最近日本人でも増えてきたって思います。
個人的には、気宇壮大なとんでもない人間がやらかすことが、夢があって好きなので、応援したいと思っています。目の前の成功ばかりを意識して、小さい世界の利益を追い求めるばかりでは、社会にしても、人間たちも発展せず立ち行かなくなると思うからです。

野口英世を支えた「気宇壮大」な恩人

「気宇壮大」とは「気構え、心持が広く壮大であること。器が大きく寛大なこと」です。「気宇壮大」な人とは例えばこういう方のことを言います。野口英世は偉大な医学者ですが彼は浪費家でした。英世は故郷で優秀な成績を修め、東京で勉強することになり、40円を持って故郷を後にします。先生の月給が12円の時代ですから、およそ100万円を持っていくのですが、下宿代などで2ヶ月で一文なしになります。困窮した英世を助けたのが、歯医者の血脇守之助さんです。英世の才能を認め月々学費として15円出してくれることになります。ところが悪い遊びを覚えて放蕩三昧。血脇さんも見かねて5円づつ渡すことにしたようです。その後、北里伝染病研究所に国際防疫班のメンバーとして中国でのペスト対策のために渡航することになりますが、支度金96円、今でいうと240万円もの大金を遊興で使い果たしてしまい、これも血脇さんに工面してもらいなんとか、渡航します。その後アメリカに留学のために渡米することになりますが、その支度金も全て、友人たちとお別れ会を盛大に開いてしまい、切符を買う前にほとんど使ってしまいまます。それでも血脇さんは野口英世の才能を信じて、お金を金貸しから借りてまで用意して送り出します。恩人血脇さんが訪米した時には英世は大喜びして何日間も朝から夜まで付きっきりで案内して回り、血脇さんが講演するときには通訳を買って出て、「私の大恩人の血脇守之助先生です」と紹介し、豪華な食事会を開いて大統領まで会わせました。別れ際、血脇は「君が若い頃は色々と世話をしてあげたが、今度は大変世話になった。これでお相子だな」と言いましたが、英世は「私はアメリカに長く生活してきましたが、人の恩を忘れるようなことは決してしません。どうか昔のように清作と呼び捨てて下さい。その方が私にとってどんなにありがたいか知れません」と言葉を返したということです。この血脇さんの「気宇壮大」な気質がなければ野口英世の後々の功績はなかったと言えましょう。