気炎を揚げる

【漢字】気炎を揚げる
【読み】きえんをあげる
【意味】威勢がいい様子。
【例文1】酔っぱらって気炎を揚げる。
【例文2】逆ギレして気炎を揚げる。
【例文3】頂上まであと少しだと気炎を揚げる。

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「気炎を揚げる」の意味や使い方について

「気炎を揚げる」とは、威勢のいい言葉を言う時に使います。
「気炎」とは高い意気や威勢、威勢のいい言葉を指し、「揚げる」は大きな声を発することや盛んにする、勢いをよくするなどを指します。
実際の使い方としては「酒を飲んで気炎を揚げる」「部長が売り上げ倍増するぞと気炎を揚げた」などを挙げることができます。前者はお酒を飲んで、威勢のいい言葉を言ったことを指します。後者は「売り上げ倍増」という高い意気を示す言葉を発し、勢いづけたことを指します。
尚、「気炎」は「気焔」と書くこともあり、また、「揚げる」は「上げる」と書いている例もあります。
類義語としては「気炎を吐く」「気勢を上げる」という言葉を挙げることができます。
尚、「気炎万丈」という四字熟語もあります。「気炎万丈」は意気込みが圧倒的に強いさまを示し、「気炎を揚げる」よりもより勢いがあることを示します。
ちなみに、よく似ていますが「怪気炎を上げる」という言葉とは少し意味が異なります。
「怪気炎を上げる」という言葉は「真実味がないほど」威勢のいい言葉を発するという意味をもちます。

つまり、いい意味では使われませんので、注意が必要です。