「茶々を入れる」とは、邪魔をする、口を出すという意味を持つ慣用句

「茶々を入れる」とは、邪魔をする、口を出すという意味を持つ慣用句です。

  1. 邪魔をする
  • 仕事や作業の途中、関係のないことを話したり、余計な口出しをしたりして、邪魔をすることです。
  • 集中力を妨害したり、スムーズな進行を阻害したりする行為を指します。
  1. 口を出す
  • 自分の意見や考えを、必要以上に主張したり、議論に横から口出ししたりすることです。
  • 必ずしも悪い意味ではなく、活発な意見交換を促す場合にも使われます。

語源:

  • 室町時代に、戦国武将の前田利家が、茶会中に家臣たちの意見を遮って自分の意見を述べたことから、「利家茶々を入れる」 という言葉が生まれました。
  • これが転じて、現代では「茶々を入れる」 という表現が使われるようになりました。

使い方:

    1. の意味の場合は、「邪魔をする」 や 「妨害する」 などの類義語を使うことができます。
    1. の意味の場合は、「口を出す」 や 「意見する」 などの類義語を使うことができます。

例文:

  • 彼は、いつも私の仕事に茶々を入れてくる。
  • 会議中に、関係のない話を茶々を入れるのはやめてください。
  • 彼女は、議論に積極的に茶々を入れ、活発な意見交換を促した。

類義語:

  • 邪魔をする
  • 妨害する
  • 口を出す
  • 意見する
  • 横やりを入れる

対義語:

  • 静かにする
  • 黙る
  • 従う
  • 賛成する
  • 協調する

補足:

  • 「茶々を入れる」 は、日本語の日常会話でよく使われる表現です。
  • 英語では、"interrupt" や "interfere" など、状況に合わせて訳語が異なります。

例文:

  • 子供たちが遊んでいるところに、大人が茶々を入れるのは良くない。
  • 彼は、いつも人の話を遮って茶々を入れるので、嫌われている。
  • 彼女は、会議に積極的に茶々を入れ、建設的な意見を述べた。

「茶々を入れる」 は、状況によってポジティブにもネガティブにも解釈される言葉です。

参考URL:
「茶々を入れる(ちゃちゃをいれる)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書