「両天秤に掛ける」とは、日本語の慣用句で、二つの選択肢を比較検討するという意味

「両天秤に掛ける」とは、日本語の慣用句で、二つの選択肢を比較検討するという意味です。

  1. 二つの選択肢を比較検討する

天秤に二つの物を載せて重さを比較するように、二つの選択肢を比較検討し、どちらを選ぶか迷っている様子を表します。

  • 新しい仕事と今の仕事を両天秤に掛けている。
  • どちらの大学に進学するか、まだ両天秤に掛けている。
  1. どちらにも肩入れせず、中立的な立場を保つ

天秤の両皿が釣り合っているように、どちらにも偏らず、中立的な立場を保つ様子を表します。

  • 彼はいがみ合う二人の間で、両天秤に掛けている。
  • 会社は労使間の交渉で、両天秤に掛ける必要がある。

類義語

  • 秤にかける
  • 天秤に載せる
  • 迷う
  • どちらを選ぶか決めかねる
  • 中立を守る

対義語

  • 一方に偏る
  • 肩入れする
  • 決断する

補足

  • この慣用句は、どちらの意味で使われているかは、文脈によって判断する必要があります。
  • また、「天秤に掛ける」という表現は、比喩的な表現であり、実際に天秤を使うわけではありません。

参考URL:
両天秤に掛ける | ルーツでなるほど慣用句辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス