横紙破り

【漢字】横紙破り
【読み】よこがみやぶり
【意味】和紙は縦にすき目が通っていて横には破りにくい。無理に横に破ろうとすることから、 物事を自分の思い通りに押し通す。またそのような人。
【例文1】彼は傲慢で横紙破りだ。
【例文2】横紙破りばかりでは社会では通用しない。
【例文3】忠告を無視して横紙破り。

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横紙を破りまくる我が娘

何事も自分の思ったとおりにしようとする、今まさに我が家の娘がその状態です。ご飯は残すがお菓子をよこせ、お化けがいるから家事はいいから早くトイレに連れて行け、私が見たいのはこの番組じゃないこっちの番組だとやりたい放題のお姫様です。自分の思ったとおりに無理をとおすことを「横紙破り」と言うんですね。紙もただの紙ではなく和紙のことだとか。縦には裂きやすい和紙をわざわざ裂きづらい横方向に破くことが由来で、だいぶ昔に和紙で遊んでいた時に破りづらい向きがあったので妙に納得しました。娘も女の子なものだからお父さんも甘いこと甘いこと。一緒になって和紙を横に破く手伝いをし、最終的にはお父さんが破いています。そしてさらに上を行くのが私の両親です。初孫のためか何をしても何を言われても可愛い可愛いと目尻がたれてだらしない顔をしています。昔は行儀が悪い、だらしないとしょっちゅう怒られた記憶がありますが、孫が昔の私と同じことをしても怒るどころか喜ぶ始末。さらには叱る私にあんまり怒らないであげてと言ってきます。手に負えません。お父さんが紙を破く手伝いをしてるとすれば、祖父母は事前に裂いておいた紙を用意し渡しているようなものです。娘の将来が心配です。