欲に目が眩む

【漢字】欲に目が眩む
【読み】よくにめがくらむ
【意味】目の前の欲に正しい判断ができない状態。
【例文1】欲に目が眩み詐欺に加担する。
【例文2】欲に目が眩んでギャンブル三昧に陥る。
【例文3】儲け話に欲に目が眩む。

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お金には恐ろしさを感じます

世の中で何が大切かと問われたら「お金」と答える方が多いですよね。たしかにお金があれば精神的に楽になりますし、自分の生活が豊かになって欲求を満たすことができます。しかしお金は時として人間の目を眩ませることがあり、まさに「欲に目が眩む」という言葉の通りの状態に陥ってしまいます。
お金がある所に人間が集まってくるように、何も努力せずに欲をむき出しにする方は、第三者からみて非常に恐怖を感じます。欲に目が眩んで犯罪を犯したり、人間関係が崩壊してしまう方々は、テレビのニュースなどで何人も見ていますよね。
ギャンブルなんかでも、確率が限りなく低い大当たりを目指して大金を手に入れようとする行為こそが、欲に目が眩んでいる状態です。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉がありますが、まさに欲に目が眩んでいる方を的確に表現していると思います。
欲は人間を狂わせる要素として十分すぎるほどの役割があり、特にお金に関しては注意が必要ですね。欲によって人生が狂ってしまった方たちを反面教師として、忘れないことも大切です。
そうした欲望に打ち勝つことができた人間が、お金を上手く使いこなすことが可能で、自分の人生を豊かにすることに成功していると感じています。

欲に目が眩み失敗した体験

まず私は妻と子供2人の4人で生活しています。
早くに子供ができての俗にいう授かり婚です。
私の地元は田舎で給料も少なく、妻のパート代と合わせて何とか生活は出来ている状況です。
ですがやはり子供の将来の為の資金や自分達の老後の資金、マイホームやマイカーなどの為の貯金など殆ど出来ず、その日暮らしが続いています。
そこでどうにかネットなどで副業でもしてお金が手に入れられないか検索してみました。
するとfxやバイナリーオプションなどの広告がとても目に入りましたが投資は怖いイメージがあり手を出しませんでした。
今度はコツコツ貯める為のアプリなどを始めましたが殆どお金にはなりませんでした。
その為月2、3万でいいからと調べてみると1日1、2時間で月八万円という広告が目に入りました。
内容は物を安く買って高く売るツールを使い転売して儲けるというものでした。
今冷静に考えればそんなものがあれば人に教える事などしないだろうと思うのですが、
その時はどうしてもお金に目が眩み、書いてあった連絡先に連絡しました。
すると電話の相手も良く説明してくれ、何だかすごい儲かりそうだ!という気持ちになりましたが、話の途中でいきなり転売する為のツールに50万以上かかるとのことでした。
正直驚きましたが、その時は儲ける為だとカードをきってしまいました。
その後は予想どおりだとは思いますが、詐欺でした。
生活を豊かにするつもりがもっと厳しい状況になってしまいましたが、これを教訓に2度と騙されないよう真っ当に生きようと思います。