「勝るとも劣らない」とは、どちらか一方の方が優れているということがなく、互角であること

「勝るとも劣らない」とは、どちらか一方の方が優れているということがなく、互角であること。

意味:

  • どちらか一方の方が優れているということがなく、互角であること。
  • それぞれに良いところがあり、どちらを選ぶべきか迷うほどであること。

読み方: まさるともおとらない

類義語:

  • 互角
  • 甲乙つけがたい
  • 伯仲
  • 優劣つけがたい
  • 双璧

例文:

  • A社の製品とB社の製品は、性能も価格も勝るとも劣らない。
  • 彼は頭脳も体力も勝るとも劣らない優秀な選手だ。
  • 彼女と彼氏はどちらも魅力的で、どちらを選ぶべきか勝るとも劣らない。

語源:

「勝るとも劣らない」は、江戸時代の浄瑠璃や歌舞伎で使われていた言葉です。

使い方:

  • 2つの物や人を比較するときに使うことが多いです。
  • どちらか一方を褒めるだけでなく、両方を褒めたいときに使うことができます。

注意点:

「勝るとも劣らない」は、必ずしも良い意味で使われるとは限りません。

例えば、

  • 彼は優柔不断で、決断力が勝るとも劣らない。
  • 彼女はわがままで、プライドも勝るとも劣らない。

のように、どちらか一方の悪い面を強調したいときに使うこともあります。

参考URL:
勝るとも劣らない(まさるともおとらない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書