「枚挙に暇がない」は、数え上げることができないほどたくさんのものがあるという意味の慣用句

「枚挙に暇がない」は、数え上げることができないほどたくさんのものがあるという意味の慣用句です。非常に多くの事柄が存在することを表し、その多さに圧倒される様子を表現します。

例文

  • 彼女の才能は枚挙に暇がない。歌、ダンス、演技、絵画など、何でもこなしてしまう。
  • 彼の知識は枚挙に暇がない。歴史、科学、文学、芸術など、あらゆる分野に精通している。
  • 今日の会議では、枚挙に暇がないほどの課題が挙げられた。

類義語

  • 数え切れない
  • 無数
  • 山積
  • 膨大
  • 掃いて捨てるほど

対義語

  • 少ない
  • 希少
  • 限定
  • 貴重
  • 稀少価値

使い方

  • 「枚挙に暇がない」は、人や物の数が多いだけでなく、種類や内容も多岐にわたる場合に使うことが多いです。
  • 主にポジティブな意味で使われますが、皮肉として使うこともできます。
  • 同じ意味の慣用句に「数え切れない」「無数」などがあります。

補足

「枚挙に暇がない」の由来は、中国の古典にある故事から来ています。枚挙は、数え上げるという意味です。暇は、時間や余裕という意味です。

現代社会では、情報や知識 が爆発的に増加しています。

「枚挙に暇がない」は、そのような状況の中で、膨大な量の情報を効率的に処理することの重要性を教えてくれる、大切な言葉です。

日常生活の中で、この言葉を意識することで、情報リテラシーを高め、より充実した生活を送ることができるでしょう。

参考URL:
枚挙に遑がない(まいきょにいとまがない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書