苦あれば楽あり、楽あれば苦あり

【漢字】苦あれば楽あり、楽あれば苦あり
【読み】くあればらくありらくあればくあり
【意味】苦しいつらい事があっても次は楽しい事がある。逆に楽しいことばかりでなく苦しい時もあるという意味。
【例文1】マイホームの35年ローンがやっと終わる!人生苦あれば楽あり、楽あれば苦ありですな。
【例文2】幼いうちの子育ては苦あれば楽あり、楽あれば苦ありでかけがえのない経験だった。
【例文3】苦あれば楽あり、楽あれば苦あり。生きていりゃ楽しい事もあるさ。

苦あれば楽あり、楽あれば苦ありをテーマにした記事

思えば人生は苦あれば楽あり、楽あれば苦あり

苦あれば楽あり、楽あれば苦ありとは人生苦しい時もあれば楽しい時もいつかはやってくると言われています。

私の半生は今でこそ子どもたちが職に就いて楽になりましたが、早くに結婚して周りに子育てをしている同世代がいなかったし、ましてや今のように気軽に発信できるSNSなんてなかったですから、手さぐり状態で子育てをしていました。
実家の父母の手伝いがなかったら育児ノイローゼ気味になっていたかもしれません。子どもは3歳半で幼稚園に通いました。15時には通園バスで帰ってきますから、その間、1歳の次女を連れて公園で遊んだり、ぐずる娘をスーパーへ連れて買い物するのはとても大変でした。数年前から2,3ヶ月から倒して乗せられる買い物カートやトイレにはベビーシートもあるので便利になっていますよねー。私の時代にもあったらどんなに楽だったか・・小・中学校に入るとすぐ近くでしたから、参観日や行事ごとは楽でした。
高校は私立高校に通い補助金制度がどんなに助かったか。
卒業後は実家を離れて隣の市で二人とも一生懸命働いています。
周りは子育て真っ最中で大変みたいですが、私の役目は9割終わったと思います。残りの1割は次女の成人式です。着物の手配から前撮り撮影、当日の明け方前からの着付けなどは慌ただしかったけど晴れ姿を見て涙、涙でした。来年で終わりかと思うとさみしいような嬉しいような複雑な想いですが、この待ちわびた許す限りの自由な時間まで人生楽しみたいです。

友人は苦あれば楽あり、僕は楽あれば苦ありになりました

私には小学生の時からの、親友と呼べる友達がいます。

その親友は小学生の時から、特に勉強を良くしていたのです。

暇な時間はほとんど勉強をしていると言う感じで、丸で勉強に取りつかれているようでした。

それに対して私はと言うと、勉強が大っ嫌いで、学校にいる時しか勉強をしませんでした。

小学生の時に勉強していなかった私は、中学生になって急に勉強が難しくなり、悪戦苦闘するようになったのです。

ですが親友はと言うと、小学生の時からしっかりと勉強をしていたので、中学生になっても私のように勉強で躓く事はありませんでした。

私は中学校で勉強に躓いてからという物、更に勉強が嫌いになってしまい、ますます勉強をしないようになってしまいました。

そんな私ですから、高校もレベルの低い所にしか入れませんでした。

それに対して友人は、進学校に楽々入ってしまったのです。

この後私は大学には進学せず、就職をしました。

親友の方は有名大学に進学をして、一流企業に就職を果たしました。

私が就職した会社は企業業績が低迷して、お給料がいつまで経っても増えてくれなかったのです。

一方一流企業に就職をした友人はどんどん出世を果たし、収入が順調に増えて行ったのです。

それで友人は苦あれば楽あり、僕は楽あれば苦ありだなと、しみじみ思いました。

人生全て、苦あれば楽あり、楽あれば苦あり

私が「苦あれば楽あり、楽あれば苦あり」を実感したのは小学校5年生の時。その時私のクラスでは、担任の先生の意向により、漢字ドリルと計算ドリルを学期中に2回ずつやるというのが決まりでした。しかし私は1回だけやって満足し、2回目を後回しにしていました。そして学期の終わりに全てやるという羽目になった時、後悔と共に「楽あれば苦あり」ということわざが私の中にふと浮かんできたのです。それからは「苦あれば楽あり」を目指して何事も毎日コツコツとやり、色々なことを後回しにしない習慣が身につきました。
このことわざはその後、私の座右の銘のようになり、イヤなことや乗り越えなければならない物事があっても「苦あれば楽ありだ」と思って逃げずに頑張ることができるようになりました。それがいつしか私の中で、苦しみながら頑張った後に味わえる達成感となって私を成長させてくれたように思います。
大人になった今も、このことわざは私の中に生きていて「コツコツやっていれば、きっといい結果が生まれる」という意味に転じて、人生の様々な場面で、頑張る原動力となっています。
また、「ツライことの後にはきっといいことがある」という意味としても、私の中で困難を乗り越えるためのフレーズとしてたびたび登場しています。