「おくびにも出さない」とは、内心では思っていても、それを態度や表情に出さないこと。
意味:
- 内心では思っていても、それを態度や表情に出さないこと。
- 自分の考えや気持ちを隠して、他人に悟られないようにすること。
読み方: おくびにもださない
語源:
- 「おくび」は、「げっぷ」という意味の言葉です。
- げっぷは、胃の中の空気が口から出るものです。
- 昔の人は、げっぷが出ると、その人の内面が表れると考えられていたようです。
- そこから、「おくびにも出さない」という言葉が生まれたと言われています。
類義語:
- 悟られない
- 漏らさない
- 隠す
- 秘める
- 黙秘する
例文:
- 彼は、試験の結果が心配だったが、おくびにも出さなかった。
- 彼女は、彼氏に浮気されていることに気づいていたが、おくびにも出さなかった。
- 社長は、業績悪化の不安を感じていたが、社員の前ではおくびにも出さなかった。
対義語:
- 表に出す
- 露呈する
- 隠しきれない
- 本音を出す
- 腹を割る