「仏作って魂入れず」とは、物事をほとんど完成させながら、最も肝心な部分がない状態のこと

「仏作って魂入れず」とは、物事をほとんど完成させながら、最も肝心な部分がない状態のこと。

意味:

  • 物事をほとんど完成させながら、最も肝心な部分がない状態のこと。
  • 非常に重要な要素が欠けているため、せっかくの努力が台無しになってしまう状態を比喩的に表現する言葉です。

読み方: ほとけつくってたましいいれず

類義語:

  • 画竜点睛を欠く
  • 絵に描いた餅
  • 形だけ
  • 見かけ倒し

対義語:

  • 完璧
  • 十全
  • 申し分ない
  • 非の打ち所がない

例文:

  • 新しい製品は機能は充実しているが、デザインが魅力に欠けており、仏作って魂入れずだ。
  • 彼の話は理論的に完璧だが、実践的な視点が欠けており、仏作って魂入れずだ。

補足:

  • このことわざは、仏像を製作しても魂を吹き込まなければ、ただの物であり、意味がないというところから由来しています。
  • 物事を形だけ完成させても、真髄がなければ価値がないという意味合いを含んでいます。

参考URL:
第5回「仏作って魂入れず」~人事制度が機能しない理由とその解決策|WEB労政時報