算盤を弾く

【漢字】算盤を弾く
【読み】そろばんをはじく
【意味】あらかじめ損得を計算する。
【例文1】彼は算盤で弾いてから行動する。
【例文2】どれくらい儲かるか算盤を弾く。
【例文3】算盤を弾いてみたが、利益が出ない。

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「算盤を弾く」のも勉強です

「算盤を弾く」というのは「損得を考える」という意味です。昔は電卓などありませんから、商売の勘定は算盤を使って計算していましたから、商売人の習慣からできた言葉といえます。算盤は串に通した珠を上げ下げして足したり引いたりするものですが、中国の宋の時代に発明されたもので、日本へは室町時代に伝来したと言われています。文禄の頃の算盤の記録と実物が現存しています。少し前まで算盤は五つ珠でした。今の算盤の珠は下に四つで、五の数字は上の珠で置きます。昔のは下が五つですから、五を入れる時には下で入れたうえ、上の珠でも置きました。朝の連続ドラマで「あさがきた」の時代は明治初めでしたが、その頃、主人公が手にしていた算盤は五つ珠でしたね。明治政府になって学制が整えられて、武士の子どもたちの手習いから始まった寺子屋では算盤は習わなかったかもしれませんが、明治政府は日本固有の算数の学習である、和算の学習を導入したので、日本中の義務教育の子どもたちが、算盤を勉強することになりました。今でも、街のそろばん塾は数が減ってきているものの、小学校では必ず算盤を習いますし、フラッシュ暗算などパソコンを使って暗算の練習をするような手法も編みだされています。算盤が五つ珠から四つ珠に進化したように、算盤学習も進化してきているのです。