「暖簾を下ろす」とは、商店などで、営業時間を終了して店じまいをすること。
意味:
-
閉店すること
商店などで、営業時間を終了して店じまいをすることを意味します。
-
商売をやめること
閉店だけでなく、廃業することや、店を畳むことという意味でも使われます。
-
仕事を辞めること
会社員などが退職すること、役職を降りることという意味でも使われます。
語源:
暖簾は、店の出入り口に掛けてある布で、営業中であることを示すものです。暖簾を下ろすと、店が閉まっていることが分かることから、この意味になりました。
例文:
- 閉店時間なので、そろそろ暖簾を下ろしましょう。
- 長年続いた老舗が、暖簾を下ろすことになった。
- 体調不良のため、会社を辞めて暖簾を下ろすことにした。
類義語:
- 閉店
- 廃業
- 畳む
- 退職
- 辞任
対義語:
- 開店
- 開業
- 就職
- 就任
補足:
「暖簾を下ろす」は、主に商売や仕事に関する場面で使われますが、まれに、他の分野でも使われることがあります。
例えば、ある人が長年続けてきた活動を辞める場合、「〇〇の活動に暖簾を下ろす」というように表現することもあります。