「のっぴきならない」とは、避けることも、退くこともできないこと。
読み方: のっぴきならない
意味:
- 避けることも、退くこともできない。
- どうすることもできない。
- どうしてもやらなければならない。
語源:
- 「のっぴき」は、「退引(のきひき)」の転で、避けも引き下がりもできないの意から。
例文:
- 明日のプレゼンは、もうのっぴきならない。準備をしっかりしておかなければ。
- 事故現場はのっぴきならない渋滞で、車が全く動かない。
- 病状が悪化して、手術はのっぴきならない状況だ。
類義語:
- 避けられない
- どうしようもない
- 背に腹は代えられない
- やむを得ない
- 已むを得ない
対義語:
- 避けられる
- 選択肢がある
- 自由
使い方:
- 「のっぴきならない」は、状況や行動の選択肢がないことを強調する時に使います。
- 肯定的な意味でも、否定的な意味でも使えます。
例文解説:
- 例文1: 明日のプレゼンは、もう延期することができないので、「のっぴきならない」状況であることを表現しています。
- 例文2: 事故現場の渋滞で、車が全く動かないので、迂回するなどの選択肢がなく、「のっぴきならない」状況であることを表現しています。
- 例文3: 病状が悪化して、手術以外の選択肢がないので、「のっぴきならない」状況であることを表現しています。
補足:
- 「のっぴきならない」は、日本語の慣用句であり、英語で直訳しても意味が通じません。英語で同様の意味を伝える場合は、「inevitable」、「unavoidable」、「must」などの表現を使う必要があります。