郷に入っては郷に従え

【漢字】郷に入っては郷に従え
【読み】ごうにいってはごうにしたがえ
【意味】地方によってそれぞれ風習があるが、新しい土地に来たのならばその風習に従えという教え。
【例文1】年長者の言う事は郷に入っては郷に従えだ。
【例文2】郷に入っては郷に従えと言われても、いま時そんな風習ない。
【例文3】郷に入っては郷に従え的な圧力。

郷に入っては郷に従えをテーマにした記事

表面上は郷に入っては郷に従うようにしています

私は今までいろいろな職場で働いていきました。
職場ごとにかなり特色が違っていました。

その都度、それに合わせないと仕事をしていくことができません。
まさに「郷に行っては郷に従え」の言葉の通りです。

いろいろな組織や地域、または家族の間では、そこだけに通じるルールというものがあります。
そのルールが時にはかなり独特な物だったりします。

仕事の進め方もそうで、自分がこの方が効率的で良いやり方だと思って提案しても却下されてしまうことがあります。
たとえ理不尽なやり方でも、年配の人の意見が通ってしまう事が度々ありました。

多くの人が会社のやり方に不満を持っていても、表面上はそれを素直に受け入れてやっています。
しかし、それができない人も中にはいます。

仕事ができる人ほど、今の現状や先のことが見えてしまうので、どうしても意見を言ってしまいがちです。
しかし、それが必ずしも会社のためにはならずに、時には和を乱してしまうこともあるようです。

いろいろな組織に属していると、自分の意見は通らないことも少なくはありません。
どちらかといえば、無理とも思える要求に従わざるを得ないことが多いような気がします。

それでもその組織に属している限りは、やはり「郷に入っては郷に従え」で行くしかないようです。