荒唐無稽

【漢字】荒唐無稽
【読み】こうとうむけい
【意味】説明に根拠がなくでたらめなこと。
【例文1】それは荒唐無稽な話だ。誰も信じないよ。
【例文2】荒唐無稽な噂が広がる。
【例文3】荒唐無稽なスキャンダル報道。

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荒唐無稽な噂を自らの活力に

私は20代後半の女性です。2年前の春に一人で株式会社を設立し、現在も運営しています。
サラリーマンも経験しましたが、自分の意思で活動し、自らの企画力を試したく起業という挑戦に挑みました。
どんな仕事をしていても良いこと、悪いこと、大変なこと、そしてやりがい・・・と様々な壁にぶち当たることもあれば、達成感を感じる日もあります。
この起業という選択をしたことで、サラリーマン時代と最も異なる大きな点があります。
それは、企業の看板がない状態であり、人で勝負するしかないという点です。もちろん、サラリーマンとして活躍している方々の中でも人間力で戦っている方も大勢いらっしゃいます。
しかし、20代そこそこの名前も知られていない女性が自ら名刺を作って一から営業をかけていくとういことは、自分自身をまず売り込みすることが必要不可欠でした。
 
今日では女性の活躍が社会でも求められ、起業する女性も増えました。ところが、実際社会で動き回っていると、心ない声も届きます。「お金を出してくれるおじさんが後ろにいるんでしょ?」「お金持ちと結婚してからお小遣い稼ぎで仕事したらいいのに」そして、必死で掴んだ契約に対しては「いいよね、女性は顔で物が売れるから」と様々な言葉を受け、男性の方と一緒に仕事をする機会があると「あの男性の愛人だから仕事が取れたんだ」と荒唐無稽な噂が出回ります。
きっとこれからも女性だからこそのメリットと、女性だからこそ避けられない偏見や歪んだ見方をされることもあると思います。数々の噂が出るということは、少なからず誰かの目に止まっているからこそ噂もされるのだ!そう解釈し、むしろ荒唐無稽な噂を自らの活力に変えてこれからも負けずに進んでいこうと胸に誓うと同時に、同じような境遇の女性にもエールを送りたいと強く感じています。