涼しい顔

【漢字】涼しい顔
【読み】すずしいかお
【意味】自分にも関係あるのに、平気な態度をしている。
【例文1】彼も悪さしたのに、涼しい顔をしている。
【例文2】未解決事件の犯人は今もどこかで涼しい顔して生きている。
【例文3】涼しい顔してどこまで厚かましいんだ。

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他人事かのように知らん顔する

涼しい顔とは、自分にも関係があることなのに、まるで他人事かのように知らん顔すること、または冷静であるさまのことを言います。
類義語としては、しれっとした顔・すました顔・平然とした様子・何食わぬ顔・何事もなかったかのような顔・落ち着いた顔などがあります。

使い方としては例えば
「家に帰ると室内が荒らされていてびっくりしたが、飼っている犬が涼しい顔しておすわりしていた。」
「みんなでやったことなのに、彼だけは涼しい顔して椅子に座っていた。」
「連続殺人犯が今も街を涼しい顔して歩いているのかと思うと、恐怖だ。」
「みんなが話してる悪口って君の事なのに、どうしてそんな涼しい顔してるの?」

などと、涼しいとは「潔白」という意味でもあります。
つまり涼しい顔とは、「潔白・無関係のような顔をすること」から、「自分に関係があるのになんの関係もない顔をしていること」簡単にわかりやすく言いますと、「しらばっくれてる」というのも正確です。
このように涼しい顔とは、何事にも動じないような図太い性格の人に使える言葉でもあるということです。
あまりいい意味ではありませんので、他人に涼しい顔してるねなどと言われないようにしましょう。