歴とした

【漢字】歴とした
【読み】れっきとした
【意味】立派な、確かなという意味。
【例文1】彼女はああ見えて歴としたお嬢様だよ。
【例文2】若いけど彼女は歴とした立派なお母さんだ。
【例文3】彼は若いが、歴とした職人だ。

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歴とした自立をするために

自立とはなにか、と聞かれて思い浮かぶことはなんでしょうか。
大体の人が「経済的自立」と答えると思います。社会人になり、親元を離れて、一人で立つことを自立といいます。
でも、もう一つ自立をするにあたり大事なのが「精神的自立」です。これがなかなかできない人が世の中には沢山溢れているように思います。
具体的に精神的自立とはなにをさすのか。
親に頼ったり、周りに頼ったりすることは自立とは言えないのでしょうか。
私はそうは思いません。
人間は頼ったり頼られたりして生きていく生き物です。頼ることが自立と言えないのなら、今生きている人間の中で本当の自立をしている人はおそらく皆無でしょう。
私の思う精神的自立は「人に大きな迷惑をかけないこと・人を不快にさせず自身が謙虚な姿勢でいること」です。
自分で出来ることは自分でして、緊急の時やどうしようもない時以外は人に大きな心配や迷惑をかけない、そして、人への尊敬と感謝の念を忘れずにいることが
本当の精神的自立と言えると思うのです。
経済的自立と精神的自立、両方が備わって初めて、歴とした自立と呼ぶことが出来るのではないでしょうか。
体や知識、社会的地位に財産、色々な面において成長していく我々ですが、一番その成長に伴っていないのが精神だと思うのです。
これから日本社会を担っていく一人として、いつかは「自分は歴とした自立をしたんだ」と胸を張って言えるよう精神を育んでいきたいです。