「猫の手も借りたい」とは、非常に忙しくて、どんな些細な手伝いでもほしいことのたとえ

「猫の手も借りたい」とは、非常に忙しくて、どんな些細な手伝いでもほしいことのたとえ。

読み方: ねこのてもかりたい

意味:

  • 非常に忙しくて、どんな些細な手伝いでもほしいことのたとえ。
  • 人手が不足していて、困っている様子を表す。

語源:

  • 江戸時代以前から使われている慣用句

使い方:

  • 「猫の手も借りたい」は、仕事や家事などで非常に忙しく、人手が足りない状況を表現する際に用いられます。
  • 特に、一人で抱えきれないほどの仕事量や、緊急性の高い作業がある場合に多く使われます。
  • 「猫」は、役に立たない動物というイメージがありますが、どんな些細な手伝いでも助かるという意味合いを込めて用いられています。

例文:

  • 締め切りが迫っていて、猫の手も借りたいほど忙しい。
  • 子供が高熱で、家事と育児で猫の手も借りたい。
  • 年末年始は客足が絶えず、猫の手も借りたいほどだ。

類義語:

  • 千人力(せんにんりき)
  • 万人力(まんにんりき)
  • 目が回るほど忙しい
  • てんてこ舞い

対義語:

  • 暇(ひま)
  • 手持ち無沙汰(てもちぶさた)
  • 悠々自適(ゆうゆうじたく)

補足:

  • 「猫の手も借りたい」は、ユーモラスな表現として使われることもあります。
  • 実際に猫の手を借りて役に立つとは限りませんが、人手が足りない状況をコミカルに表現することができます。

「猫の手も借りたい」は、現代社会でも多くの人が共感できる慣用句です。

仕事や家事などで忙しいときは、無理せず周囲に助けを求めることが大切です。

参考URL:
猫の手も借りたい(ねこのてもかりたい)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書