「理屈をこねる」とは、筋道を立てて説明するという意味

「理屈をこねる」とは、筋道を立てて説明するという意味です。

意味:

  • 筋道を立てて説明する。
  • 屁理屈を言って言い訳をする。
  • わざと難しい理屈を並べて、相手を困らせる。

読み方:

  • りくつをこねる

語源:

  • 「こねる」は、粘土などを手でこねて形を作る動作を表す言葉。
  • 理屈をあれこれとひねり回す様子を、粘土をこねる動作に例えたことから生まれた表現。

使い方:

  • 状況によって、様々な意味合いで使用できます。
  • 文脈を理解し、適切な解釈をすることが重要です。

例文:

  • 例文1:
    • 彼は、自分の行動を正当化するために理屈をこねた。
  • 例文2:
    • 子供は、宿題をやりたくないために理屈をこねた。
  • 例文3:
    • 彼は、難しい理屈をこねて、相手を煙に巻いた。

類義語:

  • 理屈を並べる
  • 屁理屈を言う
  • こじつけを言う
    *詭弁を弄する
  • 白を黒と言いくるめる

対義語:

  • 素直に認める
  • 従う
  • 言うことを聞く

その他:

  • 「理屈をこねる」は、日本語独特の表現です。
  • 英語では、「argue」「make excuses」「quibble」「sophistry」などの表現が近い意味になります。

補足:

  • 「理屈をこねる」は、必ずしも悪い意味ではなく、真面目に筋道を立てて説明する場合にも使用できます。
  • しかし、多くの場合、屁理屈を言って言い訳をしたり、相手を困らせたりするようなネガティブな意味合いで使われます。

この表現は、人の性格や状況によって、様々なニュアンスを持つので、注意が必要です。

参考URL:
理屈を捏ねる | ルーツでなるほど慣用句辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス