目を据える

【漢字】目を据える
【読み】めをそえる
【意味】一点をジッと見つめる様子。
【例文1】目を据えて弓を射る。
【例文2】集中して目を据える。
【例文3】目を据えてシュートを放つ。

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目を据えることで集中力を高める

試合で出場する前の選手が一点だけを見つめて微動だにしないことがありすが、集中力を高めていくと目を据えるように動じなくなります。ボーっとしてるように見えるけども目を据えることで、頭の中では次の戦略を考えています。野球の試合などを見ていても、点差がわずかなときはベンチの中に座っている選手やコーチは目を据える状態でグラウンドを見つめています。点差が開きすぎてショックで目を据えるときもありますが、真剣勝負のときは気合いが入っているので、目の据え方の気迫が違かってきます。他に目を据えるのを見る機会があるときは、座禅を組んで瞑想をしているときです。瞑想は完全に目を閉じるわけではなく、一点だけを見つめています。特に考え事をしているわけではなく集中力を高めるためにじっと前を見つめているのです。目を据えることが自然とできるようになれば、仕事にも応用できてきます。目を据えるような状態のときの脳波は、おそらくアルファー波に近い状態なんだろうと思います。潜在意識を高めていくと通常では発揮できない能力を仕事に生かすことができるようになってきます。弓道の試合をテレビで見ることがありますが、弓を引く前の状態がまさに目を据えている状態だといえます。