真に受ける

【漢字】真に受ける
【読み】まにうける
【意味】言葉通り受け止める。
【例文1】生真面目な母は冗談が通じないから何でも真に受ける。
【例文2】子どもに冗談を言うと真に受ける。
【例文3】真顔で話すから真に受ける。

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大人が冗談で言ったことを子どにが真に受ける

意外と大人が冗談で言ったことを子どにが真に受けて、大人になってそれが冗談だったということってあるんですよね。
ネットだかテレビだったか忘れてしまいましたが、ある人が子どものときに家で出されるカレーにちくわが入っていたらしくて、それを親がシーフードカレーだよと言っていたらしく大人になってそれを周りに話して笑われて初めて我が家だけ変だったというのに気づいたというエピソードが好きですね。
小さいときって、大人が言うことは正しいと思ってしまいがちなんですよね。
なので、大人は子どもにかける言葉に注意したほうがいいですよ。
ものすごく綺麗な顔立ちの子でも、親からあなたは可愛くないねとか可愛げがないねと言い続けられてすごく自己評価が低い子がいたりするんですよね。
大人に酷いことを言われて、そんなことないと思えるのならいいのですが、そうなのか私は可愛くないのかと受け入れちゃう真面目な子がいます。
そうなると周りの評価と自分の評価のギャップで混乱しちゃうんですよね。
なので、できれば小さい子にはその子のいいところを大人が認めて声をかけてあげられると子どもも自己肯定しやすいですよね。
やっぱり、大人でも存在否定されるよりも褒められたほうが気持ちがいいですもんね。

子どもは何でも真に受ける

我が家には4歳の息子がいますが、彼と関わっていると、自分の言動に気を付けなければと思わされる場面が多々あります。なぜなら、息子は何でも真に受けるからです。ちょっとしたことでも何でも信じて受け止めるので、下手なことが言えません。
例えば、テレビを見ていて楽しそうな場所(遊園地や水族館、もっといえば海外など)が出てきて「行きたいなあ」というので、「みんなで行きたいね」とサラッと話すと、もう行く気満々で、その日から「いつ行くの?」「明日?」「何回寝たら行くの?」としばらくは言ってきます。そんなのは可愛い方で、こちらがイライラしてちょっと突き放すようなことを言ったり、脅すようなことを言ったりすると、本気で悲しんだり怖がったりするので、気を付けなければなりません。
客観的に見ると、何でも真に受けるのは純粋な心のあらわれだし、可愛いのですが、余裕がないとちょっとイラっとしてしまうこともあります。でも、これはきっと成長していくにつれて色々わかっていくので、だんだん何でも真に受けないようになっていくのでしょう。そう考えると寂しい気もします。
今だけの、何でも真に受ける息子とのやりとりを楽しみながら過ごしていきたいと思います。