あちら立てればこちらが立たぬ

【漢字】あちら立てればこちらが立たぬ
【読み】あちらたてればこちらがたたぬ
【意味】一方に良くすればもう一方が悪くなるので、物事の両立は難しい。
【例文1】嫁と母親の間であちら立てればこちらが立たぬでツライよ。
【例文2】どちらも友人であちら立てればこちらが立たぬ立場だ。
【例文3】姉妹の喧嘩にはあちら立てればこちらが立たぬ。

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どちらにも出来ず。あちら立てればこちらが立たぬ 

職場で現場のスタッフから、ちょっと外出をして欲しいと言われ、やすやすと引き受けたわけです。自分が外出をしないと他に行く人がいなかった為です。それを上司に報告に行くとそういうのは急にいわれてもダメです。やすやすと引き受けるなとのこと。両者の言い分は分かります。いわゆるあちら立てればこちらが立たぬ状態でした。私の気持ちとしては、現場スタッフも、他に行く人がいないので自分に頼んできたわけで、自分のスケジュールも空いていたので行ってあげたかった。しかし結果としては断わりました。上司の言い分も分かりました。本当に二人の言い分どちらも出来ればいいのですがさすがに両者の言い分両方をとることは出来ません。こういうことは仕事上でも私生活でもよくある事です。友達が頼み事をしてきた。しかし、今日は家庭のことをしなければならない。どたらも出来れば本当にスーパーマンなのですがあちら立てればこちらが立たぬでそんなことは出来ません。ことによっては両方を立てる時が出来ることもありますが、大半はどちらかを断念せねばならないことの方が多いと思います。その判断はしっかりとことの重要性を判断して、きっちりと自分で決めることが大事です。