「天井知らず」は、相場や物価が高騰し続け、どこまで上がるのか分からない状態という意味

「天井知らず」は、相場や物価が高騰し続け、どこまで上がるのか分からない状態という意味で使われます。

  1. 相場や物価が高騰し続け、どこまで上がるのか分からない状態
  • 株価や物価が予想外に上がり続け、どこまで上昇するのか見通しが立たない状況を指します。
  • 経済全体が活況を呈していることを表すポジティブな意味合いだけでなく、バブル経済などのように、行き過ぎた上昇が懸念される場合にも使われます。

例文

  • 最近の株価は天井知らずで、投資家も驚いている。
  • 原油価格の高騰は、生活費にも大きな打撃を与えている。
  • この好景気は、いつまで続くのか天井知らずだ。
  1. 人の能力や可能性が非常に高く、どこまで成長できるのか分からない
  • その人の能力や可能性が非常に高く、どこまで成長できるのか計り知れないことを表します。
  • 将来性がある若手や、類まれなる才能を持つ人に対して使われます。

例文

  • 彼には天井知らずの才能がある。
  • 彼女の成長は天井知らずで、目を見張るものがある。
  • このプロジェクトは、成功すれば天井知らずの収益を生み出す可能性を秘めている。
  1. その他の使い方
  • 上昇や成長が続く様子を強調したい場合にも使われます。
  • 悪い意味だけでなく、良い意味でも使われる四字熟語です。

注意点

  • 「天井知らず」は、どこまで続くのか分からないという意味合いが強い表現です。
  • 過度な期待や楽観的な見方を助長する可能性があるため、使い方には注意が必要です。

「天井知らず」の類義語

  • 目が回るような
  • めくるめく
  • 驚くべき
  • 破竹の勢い
  • うなぎのぼり

「天井知らず」の対義語

  • 底なし
  • どん底
  • 行き詰まり
  • 行き止まり
  • 停滞

参考URL:
天井知らず(てんじょうしらず)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書