天井知らず

【漢字】天井知らず
【読み】てんじょうしらず
【意味】物価や相場が天井までも上がっていきそな勢いが止まらない様子。
【例文1】日照不足で野菜の値段が天井知らずだ。
【例文2】本気を出して成績が天井知らずだ。
【例文3】息子の身長が天井知らず。

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何の価値が天井知らずになるか分からない

世の中、いつどんな物の値段がどれほど上がるか分かりません。それこそ天井知らずになることだって有り得るでしょう。数年前は、1リットルのガソリンと1リットルの水で値段を比べると、実はガソリンの方が安かった、ということだってありました。

ニュースを見ていても、専門家が「〇〇の数が減少しているので、〇〇の値段が上がっています」と発言していることがありますね。またよく耳にするのは「自然災害のせいで作物が収穫できなくなったため、野菜や果物が高騰している」という話でしょう。自然災害は人の手ではどうしようもありませんから、野菜や果物の値段が変わってしまうのは致し方ありません。毎年のように、何かしらの野菜や果物の値段が値上がりしているように感じます。

また自然災害でなくとも、人の手によって数が減少してしまった何かというのは、値段が上がってしまうものです。たとえば何百年も前の人々が狩り過ぎてしまい、数が減少してしまった動物には、現在高い価値がつけられていますよね。きっとその動物を狩っていた当時の人々は、その動物に高い価値がつけられるとは思わなかったでしょう。

このようにして『数が少ない存在』には『高い価値』がつけられるものです。いつも自分が買っている食べ物や嗜好品だって、もしかするととんでもない値段になることがあるかもしれませんね。