「茶番」とは、底の見えすいた、下手な芝居という意味があります。
- 茶番狂言(ちゃばんきょうげん)の略
江戸時代歌舞伎の楽屋内で発生し、18世紀中ごろ一般に広まった、滑稽な寸劇や話芸を指します。口上茶番と立ち茶番の2種類があります。
- 底の見えすいた、下手な芝居。ばかげた振る舞い。茶番劇。「
使い方
- 「茶番劇」という言葉で、底の見えすいた、下手な芝居。ばかげた振る舞い。という意味で使われることが多いです。
- 「茶番」という言葉単独で、底の見えすいた、下手な芝居。ばかげた振る舞い。という意味で使われることもあります。
例
- 当人は真剣でも傍(はた)から見ればとんだ茶番だ。
- 政治家の演説は、茶番にしか聞こえなかった。
- 子供たちの遊びは、見ていて微笑ましい茶番だった。
「茶番」という言葉は、相手を批判したり、軽蔑したりするときに使われることが多いです。使う際には、相手を不快にさせないように注意が必要です。
類義語
- 茶番劇
- くだらない
- ばかげた
- 滑稽な
- 陳腐な
対義語
- 真剣な
- 真面目な
- 誠実な
- 本格的な
- 芸術的な
まとめ
「茶番」という言葉には、茶番狂言の略と底の見えすいた、下手な芝居。ばかげた振る舞い。という意味があります。使う際には、状況に合わせて適切な意味合いで使われるようにしましょう。
このことわざを教訓に、
- 真面目に物事に向き合う
- 周囲の人を尊重する
- 謙虚な気持ちでいる
ように心がけましょう。