「身の毛がよだつ」とは、恐怖や驚きで、背筋がぞっとするような寒気を感じ、体中の毛が逆立つという意味の慣用句

「身の毛がよだつ」とは、恐怖や驚きで、背筋がぞっとするような寒気を感じ、体中の毛が逆立つという意味の慣用句です。

語源

「身の毛がよだつ」の「身」は、「体全体」を指し、「毛」は、「体毛」を指します。「よだつ」は、「逆立つ」という意味の動詞です。つまり、「身の毛がよだつ」は、「恐怖や驚きで、体全体が逆立っているような状態」を表した言葉です。

使い方

「身の毛がよだつ」は、以下のような状況で使われます。

  • 怖い話を聞いたとき
  • 恐ろしいものを見たとき
  • ぞっとするような体験をしたとき

例文

  • 幽霊の話を聞いて、身の毛がよだった。
  • 映画のホラーシーンを見て、身の毛がよだった。
  • 地震の揺れを感じて、身の毛がよだった。

類義語

「身の毛がよだつ」の類義語としては、「ぞっとする」「鳥肌が立つ」「背筋がぞっとする」「戦慄する」「毛髪を逆立てる」などがあります。

注意

「身の毛がよだつ」は、「非常に強い恐怖や驚き」を表す表現なので、「ちょっとした驚き」という意味で使われるのは誤用です。

まとめ

「身の毛がよだつ」は、「恐怖や驚きで、体中が逆立っているような状態」を表す慣用句です。使う場合は、正しい意味を理解した上で、適切な場面で使うように注意しましょう。

参考URL:
身の毛がよだつ(みのけがよだつ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書