「風の便り」とは、どこからともなく伝わってくるうわさという意味

「風の便り」とは、どこからともなく伝わってくるうわさという意味があります。

  1. どこからともなく伝わってくるうわさ。風聞。
  • 例:
    • 「まだ正式発表はされていないが、風の便りに聞いた話では、社長が交代するらしい。」
    • 「あの芸能人は熱愛していると風の便りに聞いたが、本当かどうかはわからない。」
  1. 吹く風が伝えるもの。風の使い。
  • 例:
    • 「花の香を風の便りにたぐへてぞ鶯 (うぐひす) 誘ふしるべにはやる」〈古今・春上〉

どちらの意味でも、情報源がはっきりしていない ニュアンスが含まれます。

状況に応じて、適切な意味を選んで使うようにしましょう。

その他、「風の便り」の使い方として、以下のものがあります。

  • ふとしたきっかけ
  • 思いがけない知らせ
  • 予感

これらの意味合いは、文脈によって微妙に異なる場合があります。

例文:

  • 風の便りに、遠くの山火事があったと聞いた。
  • 彼は、風の便りに宝くじが当たったことを知った。
  • 風の便りに、明日は雨が降るらしい。

「風の便り」は、日常会話の中でよく使われる表現です。意味と使い方を理解して、上手に使ってみましょう。

参考URL:
風の便り(かぜのたより)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書