目に角を立てる

【漢字】目に角を立てる
【読み】めにかどをたてる
【意味】目をつり上げてひどく怒る。
【例文1】毎晩飲み歩いて帰宅するのが遅いので妻が目に角を立てる。
【例文2】ギャンブル好きの夫に目に角を立てる。
【例文3】ゲームばかりで目に角を立てる。

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子育てにおいて目に角を立てることは程々に

子育てをしていれば、子どもが今まで出来なかったことが出来るようになると、子どもを褒める親は大勢いるでしょう。ですが何か悪いことをすれば、叱る親も当然いると思います。むしろ悪いことはきちんと叱らないと、子どもの人格形成にも関わるため、ときには叱ることも必要でしょう。

そうは言っても、目に角を立てるほど叱ることを頻繁に行うのは、あまり良くないと思われます。なぜなら親の怒った表情というのも、子どもの人格形成にとって重要な役目を果たすからですね。たとえばですが普段は怒らない親が、子どもが他人に酷いいじめをしたときは、親が目に角を立てるくらい怒ったとしても、それはそれで大事なことでしょう。それで子どもは『人をいじめるのは悪いこと』だと知ることができるでしょうから。しかし普段から、物凄く睨みつけるような表情で子を叱りつける親ですと、子も慣れてしまいますし、何より『本当に悪いこと』が何であるのかを、きちんと理解できないまま大人になってしまう恐れもあると考えられます。

子育てとはとても大変で、教科書通りにやれば上手くいくようなものでもありません。ただわが子の将来を考えるのであれば、子どもがやったことに対してどう誉めるかあるいは怒るか、それらをどのタイミングで行うかは、きちんと自分で考えるべきかもしれません。