雉も鳴かずば打(撃)たれまい

【漢字】雉も鳴かずば打(撃)たれまい
【読み】きじもなかずばうたれまい
【意味】キジが鳴かなかったら猟師に撃たれることはない。つまり、余計な事を    言ったために災難に遭う。
【例文1】パチンコで勝ったと友人に自慢したら「じゃあ、おごってよ」と言われ3人分の焼き肉代を払う羽目になった。雉も鳴かずば打たれまいだ。
【例文2】雉も鳴かずば打たれまいの発言に注意する。
【例文3】当選金を洩らさなければ雉も鳴かずば打たれまい。

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揉め事を避けるためには雉も鳴かずば打(撃)たれまい

人は誰かと接していれば、どこかしらで誰かと揉め事が起きてしまうことは仕方ないでしょう。人はそれぞれ違う考え方を持っていますから、仕方ありません。ですがわざわざ自分から余計なことを言って、それで言い争いや喧嘩が起きてしまうのは嫌ですね。雉も鳴かずば打(撃)たれまいといったように、自分の余計な発言のせいで争いが起こることはなるべく避けた方が良いでしょう。

そうは言っても、ときにはあえて人と争いをする必要が出てくるかもしれません。たとえば会社や学校の部活といった組織であれば、組織をより良いものにするために、自分から発言をしないといけないときもあるでしょう。「こんな余計なことを指摘したら喧嘩になるかもしれない」と思いつつも、その指摘をすることで組織が良くなる可能性があれば、ときには発言をすることも大事です。自分にとっては『余計な指摘』と思っていることも、他人からすれば『貴重な指摘』になることだってあるかもしれませんから。

しかし自分の発言が、他人にとって余計な発言なのかどうかは、自分では分かりにくいものです。人との揉め事を避けたいのであれば「自分の考えが誰かにとって余計なものだろう」と思えたら、あえて何も言わないのも1つの手でしょう。