聞き捨てならない

【漢字】聞き捨てならない
【読み】ききずてならない
【意味】相手の言った事を黙って聞き流すわけにはいかない。
【例文1】それは聞き捨てならない話だな。詳しく聞かせてくれ。
【例文2】娘に彼氏が出来ただと?それは聞き聞き捨てならないな!
【例文3】会社を辞めるとは聞き捨てならない。

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「聞き捨てならない」、感情の背景も含めて覚えましょう!

「聞き捨てならない」とは、「何も言わずに、黙って聞き流す訳にはいかない」という意味です。「その話は、聞き捨てにならない」という様に、使われます。「聞き捨て」は聞いたことを心に止めないこと、それに、「ない」という打消しの言葉が付いているので、そうできないことを意味します。どちらかというと、軽いより、強く「そうは、できない」といった使い方です。「軽く流すことができない、そのまま、認めることができない、強く心に引っかかる、腹が立つ」という様な心情の時に使われます。「~を犯人呼ばわりするなんて、聞き捨てならないわ」という感じです。よって、良い情報に対して使う言葉ではありません。この言葉から感じるもう一つのイメージがあります。違う情報が自分に向けられていた時は、自分への誤解に対する弁解、誰か大事な人に向けられていた時には、「その人は、そんな人ではない!」といったそれぞれへの「愛情」を感じます。こだわるべきことと。
「聞き捨てならない」という言葉を、どういう文脈で使うのかを間違えると、ちぐはぐな感じで違和感を与えてしまうので、意味をしっかり覚えてから使いましょう。いろんな本を読むと、文章の流れや物語の内容から自然とたくさんの言葉が頭に入ってきます。