「口を濁す」とは、はっきりと言わずに、あいまいな言い方をすること

「口を濁す」とは、はっきりと言わずに、あいまいな言い方をすること。

意味:

  • はっきりと言わずに、あいまいな言い方をすること。
  • 本音を隠したり、ごまかしたりするために、言葉を選んで話すこと。

例文:

  • 彼に真相を聞いてみたが、彼は口を濁して何も答えてくれなかった。
  • 会社の業績について質問すると、彼は口を濁して具体的な数字を明かさなかった。
  • 彼女は自分の将来について、口を濁しながら話した。

類義語:

  • 言葉を濁す
  • 曖昧な言い方をする
  • はぐらかす
  • ごまかす
  • 煙に巻く

対義語:

  • はっきり言う
  • 明言する
  • 具体的に言う
  • 正直に話す
  • 本音を語る

参考URL:
第406回 「口を濁(にご)す」は誤りか? - 日本語、どうでしょう?

補足:

  • 「口を濁す」は、必ずしも悪い意味で使われるわけではありません。
  • 例えば、相手を傷つけないように配慮したり、まだ確実な情報ではないため、慎重に発言したりする場合にも使われます。

例文:

  • 面接官は、彼の経歴について口を濁したが、それは彼のプライバシーを守るためだった。
  • 医師は、患者の病状について口を濁したが、それはまだ検査結果が出ていないためだった。
  • 彼は、今後の計画について口を濁したが、それはまだ具体的なプランが決まっていないためだった。