胸がつかえる

【漢字】胸がつかえる
【読み】むねがつかえる
【意味】悲しみや心配事で胸が苦しい様子。
【例文1】凶悪事件に胸がつかえる。
【例文2】会社倒産の危機に胸がつかえる。
【例文3】恩師の訃報に胸がつかえる。

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天国の扉に胸がつかえる想い

胸がつかえる、胸が押しつぶされる、悲しみなどの感情につらくて押しつぶされそうになる感じです。私が最近このような感情になったのはノーベル文学賞を受賞したボブディランの曲「天国の扉」という曲を聴いたときです。「Knocking on heaven’s door」が原曲のタイトルです。
ボブディランがベトナム戦争に対しての反戦歌として書いた曲です。私は今までこの曲が反戦歌だということを全く知りませんでした。メロディーがとても綺麗な曲で天国の扉というタイトルからもネガティブなものを感じなかったからです。
でもこの曲の背景を知って歌詞を読んでみて、まさにむねがつかえる感じで苦しかったです。ベトナム戦争の兵士のこと、その気持ちを歌ったこの歌。戦争に行った自分が天国に行けるわけなどないのは分かっていながらも「天国の扉をたたいているようだ」という歌詞。本当にせつないメロディーに押しつぶされそうになります。
そしてベトナム戦争そのものの悲惨さにも押しつぶされそうになりました。きちんと知らなくてはいけない事だとあらためて思いました。
戦争はダメなことだと誰もが思うのに、分かっているのになぜか戦争はなくなりません。どの時代も世界中のどこかで戦争が起こっています。「天国の扉」は100年先、200年先も歌い継がれる歌になってほしいです。