「鯖を読む」とは、物を数えるとき、実際の数より多く言うことを表す慣用句です。。
意味:
- 物を数えるとき、実際の数より多く言うこと。
- 年齢などを実際より若く言うこと。
語源:
- 魚市場で早口で小魚を数えることを「イサバヨミ(魚市読)」といい、その略が「サバを読む」になったという説。
- 鯖は傷みやすい魚なので、鮮度を良く見せるために数を多く数えたという説。
例文:
- 魚屋は鯖を10匹と読んでいたが、実際は8匹しかなかった。
- 彼女はサバを読んでいて、実際は30歳なのに28歳だと言っている。
類義語:
- 水増しする
- ごまかす
- 嘘をつく
*サバを読む - 下駄を履かせる
対義語:
- 正直に言う
- 正確に言う
- きちんと数える
- 実数を言う
補足:
- 鯖を読むは、主に口語で用いられる表現です。
- 鯖を読むは、必ずしも悪い意味でなく、冗談や謙遜として用いられることもあります。
関連表現:
- 水増し
- ごまかし
- 嘘
- サバを読む
- 下駄を履かせる