「横槍を入れる」とは、進行中の話や仕事などに、関係のない人が横から口出しをして、邪魔をするという意味を持つ慣用句

「横槍を入れる」とは、進行中の話や仕事などに、関係のない人が横から口出しをして、邪魔をするという意味を持つ慣用句です。

読み方

「よこやりをいれる」

由来

「横槍」は、戦で両軍が戦っているところに、別の部隊が横から槍で突きかかる様子を表す言葉です。

意味

「横槍を入れる」は、以下のような状況で使われます。

  • 関係のない人が、自分の意見を押し付けようとする。
  • 進行中の作業を妨害する。
  • 無責任な発言で、物事を混乱させる。

例文

  • 会議中に、関係のない人が横槍を入れて、話が長引いた。
  • 彼の仕事に、いつも横槍を入れる人がいて、困っている。
  • 彼女は、人の恋愛に横槍を入れるのが好きだ。

類義語

  • 口出しする
  • 邪魔をする
  • 妨害する
  • 無責任な発言をする
    *水を差す

対義語

  • 黙って見守る
  • 協力する
  • 助言する
  • 応援する
  • 尊重する

「横槍を入れる」の使い方

「横槍を入れる」は、以下のような点に注意して使うと良いでしょう。

  • 誰が、どのような状況で横槍を入れたのかを具体的に説明する。
  • 邪魔された側の気持ちに配慮する。

例文

  • 会議中に、上司が横槍を入れて、話が長引いた。上司は、自分の意見を主張したかったようだが、会議の進行を妨害する結果となってしまった。
  • 彼の仕事に、いつも同僚が横槍を入れて、困っている。同僚は、彼の仕事の邪魔をしたいわけではなく、アドバイスしたいと思っているようだが、彼の集中力が途切れてしまう。
  • 彼女は、人の恋愛に横槍を入れるのが好きだ。彼女は、自分が恋愛成就できないため、他人の恋愛を邪魔したいと思っているようだ。

参考URL:
横槍を入れる(よこやりをいれる)とは? 意味や使い方 - コトバンク