二の矢が継げない

【漢字】二の矢が継げない
【読み】にのやがつげない
【意味】次に打つべき手段がなくて困った様子。
【例文1】一発屋と言われ、二の矢が継げない芸人。
【例文2】赤字続きで二の矢が継げない。
【例文3】会社存続の二の矢が継げない。

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二の矢が継げないの意味

二の矢が継げないということわざがありますよね。
例えば、新商品がヒットするもその後さっぱり当たらなかった状態を、二の矢が継げないと表現します。
では、二の矢が継げないとは一体どのような意味なのかを見ていきたいと思います。

まず、二の矢を継げないとは、矢の名前の如く弓道から由来しています。
弓道は一の矢と二の矢との一組みの矢を手に持ち、的に向かいます。
しかし一の矢を射たあと、連続して二の矢を射ることができないいのです。
二の矢が継げないの由来は、ここからきているのですね。
冒頭でも述べた通り、例えば経営状態が著しくない会社で何らかの新商品を売り出してヒットしたとしましょう。
このヒットした状態は、一の矢を的に射た状態ですよね。
しかし、その後はうまく商品開発が進まずになかなかヒット商品が出せなくなってしまいます。
そして2度目のヒットに恵まれず、再び経営が悪化してしまいました。
まさにこの状態こそが、二の矢が継げないという状態になります。

つまり、1度目に続いて次の手段や行動をとることができない状況と言えますね。
二の矢を継げない状態とは、1度は成功したものの次に打つ手段がなく苦しい状態、ということを意味するでしょう。