「遠慮会釈もない」とは、相手の気持ちを全く考えずに、自分の思い通りに行動することを意味する慣用句

「遠慮会釈もない」とは、相手の気持ちを全く考えずに、自分の思い通りに行動することを意味する慣用句です。

語源

「遠慮」は、相手への配慮や気遣い、「会釈」は軽く頭を下げること。

つまり、「遠慮会釈もない」は、相手への配慮や気遣いを全くせず、軽く頭を下げることさえしない という意味になります。

使い方

「遠慮会釈もない」は、以下のような状況で使われます。

  • 人の迷惑を顧みずに、大声で話す人
  • 自分の意見ばかり押し通す人
  • 無理やり割り込む人

例文

  • 彼はずっと大声で話していて、周囲の迷惑も考えない、遠慮会釈もない人だ。
  • 彼女は自分の意見ばかり押し通して、相手の意見を聞こうとしない、遠慮会釈もない人だ。
  • あの人は、行列に割り込むなんて、遠慮会釈もない人だ。

類義語

  • 無遠慮
  • 横暴
  • 厚かましい
  • 無礼
  • 非礼
  • 無作法
  • 礼儀知らず
  • わがまま
  • 自己中心

対義語

  • 遠慮深い
  • 謙虚
  • 礼儀正しい
  • 丁寧
  • 思いやり
  • 気配り

補足

「遠慮会釈もない」は、ネガティブな意味合い で使われる言葉です。

自分の行動が相手にどのような影響を与えるかを考え、思いやりを持って行動することが大切です。

参考URL:
遠慮会釈もない(えんりょえしゃくもない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書