「色を失う」(いろをうしなう)は、驚き恐れて顔色が青くなるという意味

「色を失う」(いろをうしなう)は、驚き恐れて顔色が青くなるという意味があります。

  1. ものの色がなくなる。色が見えなくなる。
  • 例:
    • 長時間の日光にさらされて、花の色が失われた。
    • 古い写真の色が褪せて、人物の顔が分からなくなった。
    • テレビの画面が故障して、色が失われてしまった。
  1. 驚き恐れて顔色が青くなる。意外な事態にどうしてよいかわからなくなる。顔色無し。
  • 例:
    • 突然の雷鳴に驚いて、顔色を失った。
    • 試験の結果が思わしくなくて、顔色を失ってしまった。
    • 悪い知らせを受けて、顔色を失い立ち尽くした。

使い方

  1. ものの色がなくなる。色が見えなくなる。

この意味の「色を失う」は、主に「色」という名詞と組み合わせて使われます。

  • 例:
    • 花の色を失う
    • 写真の色を失う
    • テレビ画面の色を失う
  1. 驚き恐れて顔色が青くなる。意外な事態にどうしてよいかわからなくなる。顔色無し。

この意味の「色を失う」は、主に「顔色」という名詞と組み合わせて使われます。

  • 例:
    • 顔色を失う
    • 顔色なし

例文

  • 「台風が接近し、街全体が色を失ったように暗くなった。」 (Taifū ga chikajiki, machi zenたい ga iro o ushinaita yō ni kuraku natta.)
  • 「彼は長い闘病生活の末、色を失ったように息を引き取った。」 (Kare wa nagai tōbyō seikatsu no sue, iro o ushinaita yō ni iki o hikitora.)
  • 「突然の告白に、彼女は言葉も無く、ただ顔色を失うばかりだった。」 (Totsuzen no kokuhaku ni, kanojo wa kotoba mo naku, tada kaoiro o ushinaita bakari datta.)

類義語

  • 「褪せる」(あせる) - 色が薄くなる
  • 「色あせる」(いろあせる) - 色が薄くなる
  • 「青ざめる」(あおざめる) - 顔色が青くなる
  • 「蒼白になる」(そうはくになる) - 顔色が白くなる
  • 「呆然とする」(ぼうぜんとする) - 驚きや恐怖で何も考えられなくなる

「色を失う」は、状況に応じて様々な意味を持つ便利な表現です。

参考URL:
色を失う(いろをうしなう)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書