命あっての物種

【漢字】命あっての物種
【読み】いのちあってのものだね
【意味】命あるからこそ何でもできるのであって、命がなくなるような危険な事は避けたほうが良いという教え。
【例文1】命あっての物種だから事前によく調べて行動する。
【例文2】命あっての物種だからこそ今を楽しむ。

命あっての物種をテーマにした記事

命あっての物種なので、老人は貯金を使うべき

近年医療技術の発達で、お年寄りがとても長生きできるようになりました。今の80代以上の方々は戦争や高度経済成長、バブルも経験しいろいろなことを乗り越えてきた世代と言えるでしょう。仕事一筋で頑張ってこられた方が多いので、貯蓄が多いのも特徴です。しかし、その貯蓄を持ったまま亡くなってしまうのはその人にとって幸せとは言えません。やはり命あっての物種なので旅行に行ったり、美味しいものを食べたりするのが喜びのある余生の過ごし方ではないでしょうか。

子どもや孫に資産を残したいという気持ちもわかりますが、ご自分の頑張ってこられた証なので充実した使い方をして欲しいです。明日死んでも後悔のない、好きなことにお金をかけて楽しんでいる高齢者は、ハツラツとしており表情も明るいです。最近流行りの将棋や囲碁、グランドゴルフ、手芸など、楽しみの種はあらゆるところに転がっています。お年寄りがタンスや古い口座にお金を溜め込んでしまっては、国の経済も好転していきません。これから求められるのは、高齢者が不安を払拭できるような社会福祉の充実、高齢者が消費するような魅力的なサービスの開発だと思います。高齢者が楽しめるようなわかりやすく親切なサービスは、若い人にも人気が出るのではないでしょうか。