心機一転

【漢字】心機一転
【読み】しんきいってん
【意味】ある出来事をきっかけに気持ちを入れ替えて前向きに進むこと。
【例文1】高校生活楽しかったなー。4月からは心機一転仕事をがんばるぞ。
【例文2】心機一転、初めての土地で生活をスタートさせる。

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気持ちが滅入っている時に心機一転、仕事に取り組んだ体験版

「心機一転」とは一般的によく使われる四文字熟語ですが、私はこれを感じる出来事がありました。
というのも、以前職場の人間関係に悩んでいて、何を言っても理解してもらえないためにもう反論を止めるようにしていたんですが、どんどん気持ちが滅入っていってしまい、自分の存在価値を感じず、仕事をやめてしまおうと思ったこともありました。
そのことを一番仲の良い先輩に相談した際に、「一度、もうどうなってもいいやって気持ちで一ヶ月頑張ってみたら?」と言われたのです。
その時は辞める口実を作るためにやろうと思ったんですが、一度始めた会社なので、後悔のないように、もうどうせ辞めるから自分の信じるようにやってみよう、と思った結果、まさかのその行動が会社で評価される実績に繋がり、自分という人間を肯定することができました。
自分の考えを理解してくれる人がいる、ということがどれだけ嬉しく、心強いものか知ったのです。
もう深く考えずに自分の想いを貫こうと、心機一転頑張ってみた結果が思わぬ転機となり、仕事自体も楽しむことができるようになりました。
何がチャンスに繋がるか分からないので、気持ちを切り替えるということは大きな意味を持つんだなと思ったきっかけになる出来事でした。

心機一転とは

「心機一転」とはある物事や動機をきっかけに気持ちがすっきり良い方に変わっていくこと、また、ある事をきっかけに気持ちを良い方に入れ変えることを意味します。「心機」は心の働きや気持ち、「一転」はまったく変わることとなります。
使い方としては「今年度ももう終わり。来年は心機一転して仕事に取り組みます。」「転勤することになったので新しい土地で心機一転頑張ろう。」と言った使い方をします。
私も一身上の都合により今年いっぱいで今の仕事を辞め、来年から新しい環境に新しい仕事をしていくことになりました。今まで培ってきたことを忘れずに心機一転して仕事にプライベートに充実した日々を過ごしていこうと思っています。心機一転することで気持ちを入れ替える機会に自分自身を改めて見つめ直すことができ、自分自身の今後の成長にもつながると思います。私の場合はたまたま仕事を辞めるという大きなきっかけがありましたので、心機一転しようという気持ちもより強くなりました。しかし大きな物事だけでなく気持ち次第でどんなこともきっかけになりますので自分自身の成長のためにも今後の自分自身の為にも様々な物事をきっかけと捉え心機一転することはとても大切だと思います。