枯れ木の山の賑わい

【漢字】枯れ木の山の賑わい
【読み】かれきのやまのにぎわい
【意味】どんな所でも人が集まれば賑やかになると間違われて使われているが、正しくはつまらないものでも無いよりはマシという意味である。
【例文1】溝にはまった車を女の私が枯れ木の山の賑わいで押す。
【例文2】穴が開いた傘だが、枯れ木の山の賑わいだ。

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枯れ木の山の賑わいとは

「枯れ木の山の賑わい」とは、つまらないものであってもないよりはマシだということや、役に立たないものであってもいないよりはマシだということを意味します。このことわざの由来は何もない殺風景な山よりも枯れ木であってもないよりは山の趣があり風情を賑わせてくれることだと言われています。自分を謙遜して使用することわざなので例えどんな人であっても相手に使用するのは失礼になりますので注意しましょう。
例文として「この場に私が参加するのは場違いのように感じますが枯れ木の山の賑わいとも言いますし、是非お呼ばれさせて頂きます。」「私なんかの作品をこんな素敵な場に置いていただき気が引けますが、枯れ木も山の賑わいと言いますしないよりはいいのかもしれませんね。」などと言った使い方をします。このことわざは特に老人が若者の中に混ざる時に赴く場合によく使いますが、多くの人が「人が集まればその場は賑やかになる」と誤って覚えていることが多いそうです。「賑わい」という言葉が入っているので良いことわざのイメージがありますが、意味を理解すると使う場面を誤ると人に不快感を与えることにもなりかねません。このことわざは特に誤って覚えられやすいので意味をしっかり理解して使用するようにしましょう。