共存共栄

【漢字】共存共栄
【読み】きょうぞんきょうえい
【意味】二つ以上のものがお互いに助け合って共に栄える。
【例文1】兄と始めた事業は共存共栄だ。
【例文2】父の会社で共存共栄に貢献する。

共存共栄をテーマにした記事

共存共栄を上手く成り立たせていくためには

世の中がどんどんグローバル化されていく中では、人は共存共栄して生きていかなければいけないと思います。
人間以外の生き物の中でも、共存共栄が上手くいっているものと、そうでないものがいます。

それは人間社会の中でも同様かもしれません。
あるグループは共存共栄が上手くいっていても、もう片方ではそれが難しくてすぐに仲間割れを起こしてしまうグループもいます。

我が強い人ばかりだと、協調性に欠けてしまい、グループとしての存在が成り立たなくなってしまうのかもしれません。

グループで行動することは時には難しい半面もあります。
グループの最小単位は家族かもしれませんが、家族も共存共栄で上手くやっていくためには、それぞれの努力が必要な時もあります。

家族だったら、このグループだったら何をやっても許されると思うと、時にはとんでもないことに発展しかねません。
やはり、あるグループに所属している以上、その和を乱さないためにも、個人のある程度の努力が必要なのだと思います。

しかし、依存や犠牲だらけの関係になってしまうと、共存共栄の関係は成り立たなくなってしまうと思います。
それを避けるためにも、個人が独立した意識を持ち、偏りすぎないことが大切だと思います。

人間の利益ばかり考えていると動物との共存共栄が出来なくなってしまいます

度々テレビなどで、さるやイノシシなどの動物が、畑の農作物を荒らして困っていると言うニュースを耳にします。
農家の方々にとって、畑の農作物は大事な商品であり、それをさるやイノシシに荒らされたら、腹が立つのは当たり前です。
しかしこれは人間側から見た話であり、さるやイノシシなどの動物側から見たら、また変わってくると思います。
さるやイノシシも生き物ですから、食べ物を食べなければ生きてはいけません。
ですから畑に食べ物があったとしたら、それを荒らすのは当たり前と言わざるを得ません。
動物側から見たら、山の作物も畑の作物も同じものとみなしていますから、畑の作物を荒らしても、自分たちは悪い事をしているとは思っていないはずです。
なので一概に、動物側が悪いとは言えないと思うのです。
若し山の中に豊富に食べ物があったとしたら、さるもイノシシも里には下りて来ないと思います。
人間に襲われると言うリスクを犯してまで、里山に降りてくるのは、山の中に十分な食べ物がないからです。
今は宅地開発などに因って、野生の動物たちが生活できる場所が少なくなっています。
それで食べ物が不足することが多くなり、やむを得ず里に下りてくるのです。
人間の利益ばかり考えていると、動物たちとの共存共栄は出来なくなってしまいますから、動物側の事ももっと考えてあげるべきです。